鉄道脱炭素で官民協議会、数値目標も設定 国交省

国土交通省は28日、鉄道分野の脱炭素化に向けた有識者会議で今後の取り組み方針を公表した。今夏に鉄道事業者などが参加する官民協議会を設置するほか、鉄道分野の二酸化炭素(CO2)排出量削減目標などを年度内に設定する。鉄道沿いの敷地に再生可能エネルギーの発電設備を導入するなど、脱炭素の実現に向けた具体策を詰める。
今年度は再生エネ導入や駅舎の省エネ対策などについて、CO2削減効果や事業性を調べる。鉄道事業者の初期投資への支援や税制のあり方も検討し、2023年度予算案の概算要求などに盛り込む考えだ。
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