女性向け医療で司令塔、不妊・更年期研究 厚労省検討
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厚生労働省は更年期障害といった女性に多い病気や不妊症の研究、治療法の開発などの司令塔を担う組織を創設する検討に入った。国立成育医療研究センター(東京・世田谷)を再編・拡充する。女性に関する病気の治療や疾患予防を巡る先端医療を担う。健康を保ち、希望する女性が安心して出産しやすくする環境整備につなげる。
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合計特殊出生率とは一人の女性が生涯のうちに産む子どもの数の平均のことで、人口を維持するには2.06~2.07が必要とされます。日本は終戦直後は4.0を超えていましたが、団塊世代が20代後半になった1975年に2を割り込みました。