参議院選挙の比例代表、組織内候補は「狭き門」に
特定枠が圧迫、旧民主勢分裂の影響も
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改選定数50を争う参院選の比例代表で、組織・団体候補が票固めを急いでいる。日本経済新聞社の情勢調査によると自民党は改選19議席の水準を固め議席増を視野に入れる。近年は業界団体の集票力が落ちた。「特定枠」の影響もあって当選のハードルは上がる。
連合傘下の労働組合の組織内候補にとっては旧民主党の分裂に伴い、前回2019年に続き立憲民主、国民民主両党に分かれての選挙戦となる。第2党は立民と日本維新の会...

2022年夏の参議院選挙(6月22日公示・7月10日投開票)は岸田文雄首相にとって事実上、初めて政権運営の実績が評価される場となりました。開票結果やニュース、解説などをお伝えします。