/

外為法改正案、首相「今国会に」 ロシアの制裁逃れ阻止

think!多様な観点からニュースを考える

岸田文雄首相は28日の参院決算委員会で、ウクライナに侵攻したロシアへの経済制裁を強めるため今国会で外為法改正をめざすと表明した。「暗号資産(仮想通貨)を用いた制裁回避についても、制裁の実効性をさらに強化すべく外為法改正案を今国会に出すべく準備を進めたい」と話した。

日本政府は米欧と歩調を合わせてロシア政府関係者らの資産凍結などの経済制裁に踏み切った。ロシアの一部の銀行を国際決済網から締め出す米欧の方針も支持した。

一方、制裁の対象者らが保有する資産やルーブルを仮想通貨に変えることなどによる制裁逃れも指摘される。仮想通貨は当局の規制が及びにくいためだ。

首相は「暗号資産との転換を自由に許すことによって制裁措置の抜け道になってしまう」と説明した。24日の主要7カ国首脳会議(G7サミット)で「制裁の抜け道を与えてはならないと確認した」と述べ、制裁を強化する重要性を説いた。

「ロシアに停戦させ、建設的な対応をとらせるために国際社会と連携しながら制裁措置をとっていく」と強調した。

20カ国・地域(G20)の枠組みからロシアを排除する案を国際社会と議論する必要性も提起した。米国などで排除論が出ている現状に関し「G20メンバーとの議論を通じ今後の情勢をよく踏まえて日本としても適切に対応する」と語った。

北朝鮮による24日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射については「何ら事前の通報もなく日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾させた」と指摘した。「船舶の安全確保の観点からも極めて問題のある危険な行為だ」と非難した。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

  • この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)
(0/300)
投稿内容をご確認ください
投稿チェック項目誤字脱字がないかご確認ください
投稿チェック項目トラブル防止のため、記事で紹介している企業や人物と個人的つながりや利害関係がある場合はその旨をお書き添えください
投稿チェック項目URLを投稿文中に入力する場合は、URLの末尾にスペースか改行を入れてください
詳細は日経のコメントガイドラインをご参照ください

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻しました。戦況や世界各国の動き、マーケット・ビジネスへの影響など、関連する最新ニュースと解説をまとめました。

■戦況  ■マーケット・金融への影響  ■ビジネスへの影響  ■調査報道

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン