国際決済網からロシア排除「日本も参加」 首相が表明
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岸田文雄首相は27日、ロシアによるウクライナ侵攻を巡る追加制裁を公表した。ロシアの大手銀行などを国際決済網から排除する米欧カナダの6カ国と欧州連合(EU)の措置に日本も参加すると表明した。
首相公邸で記者団に明かした。国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアの大手銀行などを締め出す内容となる。プーチン大統領らロシア政府関係者も資産凍結の対象に加える。
首相はロシアの動きを「侵略」と非難して「国際秩序の根幹を守り抜くため結束して毅然と行動しなければならない」と述べた。「暴挙には高い代償を伴うことを示していく」と強調した。
ロシアとの関係を「これまで通りにしていくことはもはやできない」とも訴えた。ウクライナには1億ドルの緊急人道支援をすると打ち出した。
北方領土問題を含む平和条約交渉については「展望を申し上げられる状況にはない」と語った。
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