連合会長、立・国合流を訴え 「共産と共闘ありえない」 - 日本経済新聞
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連合会長、立・国合流を訴え 「共産と共闘ありえない」

(更新)

連合の芳野友子会長は28日のBSテレ東「NIKKEI 日曜サロン」で立憲民主党と国民民主党の連携について「合流を今後も求めていきたい」と話した。立民が30日に選出する新代表に共産党と選挙協力をしないよう求める考えも示した。

「連合と共産党の考えが違う。立民と共産党の共闘はありえないと言い続ける」と述べた。立民の代表選に出馬した4候補は共闘について一定の見直しが必要と主張しつつ、先の衆院選での協力を巡る評価には違いがある。

芳野氏は4候補の立場について「いま代表選中なのでコメントは控えたいが、決まったあかつきには連合の考えを示して理解いただきたい」と語った。

2022年夏の参院選に向けた野党候補の一本化に関しても「選挙戦術そのものは理解できるが、考え方の違う共産党が入るのはちょっと考えなければいけない」と否定的な認識を表した。

共産党は27日に決めた参院選の活動方針で、立民などとの共闘路線の継続を目指すと記した。

芳野氏は岸田文雄首相が春季労使交渉(春闘)を巡り業績が回復した企業に「3%を超える賃上げを期待する」と表明したことにも触れた。

「組合員や国民全体の幸せを考えて政権とも交流を持っていくことが必要かなと思う」と指摘した。そのうえで「連合は定期昇給を含めて4%という目標へ労使で協議をしていく」と発言した。

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