14の師団・旅団を「機動運用」 60年ぶり新師団、沖縄に
データで読む安保3文書
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政府は安全保障関連3文書で沖縄など南西方面の備えを強化する方針を示した。陸上自衛隊が沖縄県以外に置く計14の師団と旅団について、防衛力整備計画で「機動運用を基本とする」と明記した。有事の際などに迅速に増援できる能力を向上させ、抑止力を高める。
陸自には沖縄県に置く第15旅団を含めて全国15の師団・旅団がある。2018年に策定した防衛計画の大綱で機動運用すると掲げたのはこのうち8つだった。ほかの7...