若手キャリア官僚、年100人超の大量退職続く
ニッポンの統治 データ編④
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霞が関で幹部候補とされる若手キャリア官僚(総合職)の流出がとまらない。人事院が5月に初めて公表した調査によると、入省10年未満の退職者は2018年度に100人を超え、19年度に139人に達した。20年度も109人と3桁の数字が続く。
特に多いのが入省5年未満の層だ。17年度に35人だったのが、18年度に70人と倍増した。
採用者総数に占める5年未満での退職率も15年度入省で11%に達した。近年は...
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