9月2日までの電力予備率、全国で10%上回る 経産省

経済産業省は26日、27日から9月2日までの今後1週間の電力需給の見通しを発表した。最大需要に対する電力供給の余力を示す予備率は全国で10%を上回る見通しだ。節電を呼びかける「電力需給逼迫注意報」を発令する基準の5%よりも高く、経産省は「安定供給に必要な水準を確保できる」と説明した。
週間天気予報をふまえ、エリア別の予備率を推計した。今後1週間の予報では全国的に曇りや雨の日が多く気温も下がるため、電力需要は落ち着くと見込んでいる。1週間で最も予備率が低くなるのは2日の東京電力管内(10.2%)という。
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