十倉経団連と岸田政権、法人増税論で蜜月に暗雲
岡部貴典
[有料会員限定]
「ものすごく盛り上がった。経団連の月例会議に首相にゲスト出演してもらいたいくらい和気あいあいだった」。4日夜、都内で岸田文雄首相を見送った経団連の十倉雅和会長は記者団に対して上機嫌に語った。経団連幹部は首相と2時間あまり会食し、自由に意見を交わした。両者は蜜月と言える関係を築いてきたが、水面下では火だねがくすぶる。
「法人税の議論が先行するのはいかがなものか」。これに先立つ約1カ月前の10月3日...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。
ニュースの裏側や隠れた視点、次の展開を読む動きを紹介するコラムです。原則、週初に公開します。