
日本の酒、グローバル化1合目 輸出1000億円も世界遠く
チャートは語る
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日本で造った酒の輸出が伸びている。2021年は前年比1.6倍の1147億円と、1000億円を初めて突破した。22年も10月までの累計で1170億円と既に21年の水準を超えた。円安も追い風に日の出の勢いかに見えるが、他の先進国に比べると規模も増加額も小さく、グローバル化はなお途上だ。成長につながる競争を妨げる参入規制など見直すべき課題も残る。
22年夏、米サザビーズの競売でサントリースピリッツのシ...

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