「防衛装備品の稼働率、先行し確保を」 黒江哲郎元次官
安保3文書 識者の提言
[有料会員限定]
日本を守るために防衛と外交だけでなく省庁横断で総合的な国力を活用すると打ち出したのが安全保障関連3文書の大きな成果だ。中国への認識も含めて日本が置かれた安保環境を率直に捉えている。
当面の目標が定まったのでスピード感を持って実現しなければいけない。予算の執行や自衛隊の体制整備は厳しい目で見られる。国家安保会議(NSC)で進捗を評価・管理するような仕組みも整えるべきだ。
日本が反撃能力を持てば敵が...