台湾海峡、自衛隊航行を 自民・佐藤正久外交部会長

自民党の佐藤正久外交部会長は25日の党会合で、中ロ爆撃機による日本周辺での共同飛行などの軍事的圧力に対抗し、海上自衛隊の護衛艦に台湾海峡を通過させる「航行の自由作戦」や、オホーツク海周辺での訓練を実施するよう求めた。「毅然とした行動を示すべき段階に来ている。日本がゆでガエルになっては絶対にいけない」と述べた。
佐藤氏は、中国がウクライナに侵攻するロシアと合同で軍事活動を行ったことについて、「中国自らが力の信奉者、ならず者国家であることを示したようなものだ」と批判した。
〔時事〕