公明代表「解除できる状況にない」、緊急事態宣言巡り
公明党の山口那津男代表は25日の記者会見で、31日に期限を迎える新型コロナウイルスの緊急事態宣言の解除は難しいとの考えを示した。「明白に解除できるような大幅な改善が見られる状況にはいたっていない」と述べた。
「北海道やその他の地方で感染が拡大するなど厳しい状況が続いている」と説明した。感染力が強い変異ウイルスなどを踏まえ「総合的に見ながら専門家の意見を捉えて最終的に判断すべきだ」と主張した。
米国務省による日本への渡航中止勧告に関し「今ただちに東京五輪・パラリンピックの開催に影響するとは考えていない」と語った。