公明党 広島3区斉藤国交相、東京29区岡本三成氏を公認
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公明党は25日の中央幹事会で、次期衆院選で現職2人の公認を決めた。広島3区に斉藤鉄夫国土交通相、東京29区に岡本三成氏を擁立する。
西田実仁選挙対策委員長は25日の記者会見で「自民党の茂木敏充幹事長、森山裕選対委員長とも相談・協議し発表の了解を得た」と語った。
衆院広島は選挙区の数が7から6に減る。斉藤氏は旧広島3区選出だった。岡本氏は旧東京12区選出で、選挙区を変更しての出馬となる。自民党は両区で候補者となる支部長を選任していない。
東京29区は荒川区や足立区西部を含む。足立区は公明党の支持母体である創価学会の基盤が強い地域でもある。
西田氏は2人を先行して公認した理由を「区割りに変更があり、新たな選挙区の有権者と接する機会を早くつくる必要がある」と説明した。東京12区での擁立は「未定、調整中だ」と述べるにとどめた。