東京・大阪の大規模接種、初日は7348人 ほぼ計画通り

防衛省は25日、国が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターについて、開所初日となった24日の接種状況を発表した。東京会場と大阪会場をあわせて7348人が接種を受けた。7500人程度のほぼ計画通りとなった。
内訳は東京が4876人、大阪は2472人。東京23区と大阪市に在住し、ネットで事前予約した65歳以上の高齢者が対象だ。防衛省・自衛隊は25日以降、接種人数を順次増やす。31日からは東京で1日1万人、大阪で同5000人を見込む。
国の大規模接種センターは米モデルナ製のワクチンを使う。防衛省サイトや対話アプリ「LINE」を経由し、特設サイトで予約する。
31日~6月6日の接種分は東京都と大阪府の居住者を対象に24日に予約を開始した。自治体が配る接種券を持ち、まだ一度も接種していない人が利用できる。大阪は24日に一度満枠になった。防衛省はキャンセルが出た分は新たな予約を受けるとしている。