参院2補選の投票続く 静岡・山口、今夜開票
岸田政権発足後初の国政選挙となった参院静岡、山口両選挙区補欠選挙は24日午後、投票が続いた。同日夜開票される。いずれも与野党対決の構図。31日投開票される衆院選の前哨戦となる。政府の新型コロナウイルス対策や経済政策の評価が主な争点となった。
各党は幹部を投入して力を注いだ。岸田文雄首相(自民党総裁)は選挙期間中に2度、静岡入り。立憲民主党の枝野幸男、国民民主党の玉木雄一郎両代表は22日、静岡市でそろって街頭演説し、推薦候補を支援した。
静岡は6月の知事選に立候補して敗れた自民岩井茂樹氏の、山口は衆院選にくら替え出馬した自民林芳正氏の議員辞職に伴い実施された。
静岡は、自民の元御殿場市長若林洋平氏(49)=公明推薦、無所属の元県議山崎真之輔氏(40)=立民、国民推薦、共産党の鈴木千佳氏(50)が立候補した。
山口は、比例代表から転出した自民前職の元経済産業政務官北村経夫氏(66)=公明推薦、共産新人の元県議河合喜代氏(61)、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」新人のネット評論家へずまりゅう氏(30)が出馬した。
〔共同〕