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日米、SNSで首脳外交を補完 モディ氏も活用

バイデン米大統領の初来日にあわせて、日米両政府はSNS(交流サイト)を活用し国内外に情報発信した。写真だけでなく字幕をつけた動画を用意するなど目に留まりやすいよう工夫した。首脳同士の外交を身近なSNSで知ってもらい、成果を補完する。

日米豪印の4カ国は24日、首相官邸で「Quad(クアッド)」の首脳会議を開いた。終了後10分ほどで、政府は首相官邸のツイッターに、会議冒頭の首脳によるあいさつの様子を編集した10秒程度の動画を投稿した。

タイムリーに世界中に発信できるSNSの特性を生かした。およそ4時間で再生回数は10万回を超えた。

会議開始時にも、岸田文雄首相が各首脳と握手を交わす動画をアップするなど、臨場感を意識した動画を多く採用した。

ロシアによるウクライナ侵攻でもSNSを通じて現地の状況が世界に伝わった。日米両政府もその威力に注目する。

23日夜にはバイデン氏らとの夕食会の前に着物姿の裕子夫人が同氏らに抹茶を振る舞った。もてなしの様子の写真も配信した。

首相はフェイスブックも活用した。バイデン氏の来日にふれ「米国のインド太平洋への強いコミットメントを示すものとして歓迎します」と強調した。

バイデン氏もSNSでの情報発信に力を入れた。同氏のツイッターは2200万人のフォロワー数をもつ。24日には前日の天皇陛下との会見や首相との会談を40秒弱でまとめた動画をアップした。

字幕や音楽を付けるなど編集にも一工夫こらす。「昨日は天皇陛下や岸田首相とお会いし素晴らしい日だった」とのコメントを添えた。

バイデン氏は来日前に訪れた韓国でも頻繁にツイッターでコメントを出した。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と訪問した韓国空軍の戦略司令部での写真などを公表した。

8000万人近くのフォロワー数を誇るインドのモディ首相もSNSを積極的に使う。日本の到着時から、経営者との会談や在日インドコミュニティーとの交流など、イベントごとに写真や動画とともに自身の活動を紹介した。

政府はクアッドの開催前に、首相官邸のホームページに特設サイトを開設した。クアッドの枠組みやこれまでの成果を説明した。

首相官邸が国内で開く国際会議のサイトを立ち上げるのは主要7カ国(G7)や20カ国・地域(G20)の首脳会議以外では珍しい。政府が「自由で開かれたインド太平洋」を目指す上で、クアッドをいかに重視しているかのあらわれといえる。

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バイデン氏来日

岸田文雄首相との日米首脳会談や日米豪印による「Quad(クアッド)」首脳会議、来日前の尹錫悦(ユン・ソンニョル)韓国大統領との会談などに関する最新のニュースと解説をまとめました。

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