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3度目の宣言「心からおわび」 首相の記者会見要旨

菅義偉首相の記者会見の要旨は次の通り。

【冒頭】

全国で感染者数と重症者が増加している。特に変異ウイルスが懸念される。このまま手をこまぬいていれば大都市の感染拡大が国全体に広がることが危惧される。

大型連休という多くの人々が休みに入る機会を捉え、効果的な対策を短期間で集中して実施し、ウイルスの勢いを抑え込む必要がある。多くの人に迷惑をかけることになり心からおわびする。

飲食への対策を夜間に限らず徹底する。人と人の接触を減らすためにこれまで以上に踏み込んだ対策を実施する。

飲食店に午後8時までの時間短縮と、終日の酒類提供の停止を要請する。路上などで酒を飲むことが感染につながることのないよう、注意をお願いする。カラオケの提供も停止を要請する。

百貨店やテーマパーク、一定規模を上回る商業施設や遊興施設など多くの集客が見込まれる施設について休業を要請する。イベントやスポーツの原則無観客での開催を要請する。

不要不急の外出、帰省や行楽をはじめ、感染拡大地域との往来はできるだけ控えてほしい。テレワークや休暇の活用で、出勤者を例年並みの7割減とするよう要請する。

医療の現場では極限の闘いが続いている。若い世代での感染を抑制し、リスクの高い高齢者への波及を防ぐ。

雇用調整助成金を活用して雇用を守り緊急小口資金などで暮らしを守る。休業や時間短縮を伴う飲食店は、事業規模に応じた協力金で支援する。大規模施設は、施設の中の店舗を含め雇用調整助成金に加え、新たな協力金で支援する。人出の減少で大幅に売り上げが減少する事業者に新たに一時金を支給する。

宿泊事業者の感染防止などの取り組みを支援する。さらに都道府県による事業者支援を後押しするため、5千億円の臨時交付金を措置する。

ワクチン接種のスケジュールについて、希望する高齢者に7月末に各自治体が2回の接種を終えることができるようにする。人材確保のため、全国の接種会場への看護師の派遣と、歯科医師による接種を可能とする。

【質疑】

――緊急事態宣言の解除基準は。

状況を総合的に考えた上で判断する。今回は短期集中だ。酒類の提供の停止など強い措置を講じるもので、対策を徹底して結果を出したい。

――東京五輪・パラリンピックは開けるか。

足元の感染拡大を鎮めることに全力で取り組む。国際オリンピック委員会(IOC)は開催を決定している。政府は東京都や組織委員会、IOCと連携し、安全安心の大会にすることができるよう対策を講じたい。

――2021年度補正予算案編成の考えは。

考えていない。

――首相の権限で病床を増やせないのか。

緊急事態に対応する法律を変えないといけないと痛切に感じている。落ち着いたら特別措置をつくらないといけない。

――自民党総裁選に再出馬する考えは。

党総裁としての任期の中で、機会をみて衆院解散・総選挙を考えないといけない。

――今回の宣言が国内総生産(GDP)に与える影響は。

期間内に感染拡大を防止できれば、それほど大きくならない。

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