ゆうちょ銀など7行、投資会社に150億円出資 事業支援へ

ゆうちょ銀行は27日、福岡銀行や横浜銀行など計7行で投資会社のフロンティア・キャピタルに出資すると発表した。出資額はゆうちょ銀を中心に計150億円を見込む。フロンティアを通じてスタートアップや地方企業などの経営支援を進める。投資先の発掘から販路開拓の支援までを手掛ける新たな法人ビジネスを本格的に始める。
フロンティアは国内外の企業に投資するとともに経営人材を派遣して価値向上をめざす事業を展開している。ゆうちょ銀と地方銀行などによる銀行連合は同社と協業して投資先の収益力を高め、地域経済の活性化をめざす。
ゆうちょ銀は2026年3月までに地方企業などへの投資額を今の5倍の1000億円規模まで拡大する方針だ。今回の出資はその一環となる。出資先の商品やサービスを自らの顧客に紹介して営業活動も支える。
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