1.5億円巡る党の説明、十分か言及せず 自民・岸田氏

自民党の岸田文雄前政調会長は23日、2019年参院選広島選挙区の買収事件を巡り、河井案里氏陣営に投入した1億5千万円は買収原資ではないとした党本部の説明が十分かどうかについて言及を避けた。党本部で記者団の取材を受けた。
河井氏の政治資金収支報告書などが総務省に提出され「添付書類も明らかになる。それをもって国民に理解してもらうということだろう」と語った。党対応に関しては「現状把握していることを報告したということだ」と述べるにとどめた。〔共同〕

菅義偉首相の後継を決める自民党総裁選には河野太郎、岸田文雄、高市早苗、野田聖子の4氏が立候補。9月29日に投開票され、岸田氏と河野氏の決選投票の結果、岸田氏が新総裁に決まりました。岸田氏は10月4日召集の臨時国会での首相指名選挙を経て第100代首相に就任しました。