自民党「10増10減」で選挙区調整 減少5県は全区持ち越し
自民党は23日、衆院小選挙区の「10増10減」に伴う調整で、対象の15都県計134選挙区のうち10都県72選挙区で候補者となる支部長を発表した。選挙区数が減る10県のうち宮城、滋賀、和歌山、山口、長崎の5県は県内の全選挙区で選任せず年明けに持ち越した。
10増10減を反映した改正公職選挙法の28日の施行を前に決めた。森山裕選挙対策委員長は23日、党本部で記者団に「来年1月中にできるだけメドをつける」と語った。
今回選んだのは現職と一部元職で新人はいない。これまで小選挙区で敗北し比例復活が多い人についても選任を見送った。
各支部長の内定者は次の通り。(「元」は元職。表記のないのは現職。敬称略)
【福島】2区 根本匠▽4区 吉野正芳【埼玉】1区 村井英樹▽2区 新藤義孝▽3区 黄川田仁志▽4区 穂坂泰▽7区 中野英幸▽8区 柴山昌彦▽9区 大塚拓▽10区 山口晋▽11区 小泉龍司▽12区 野中厚▽13区 三ツ林裕巳▽15区 田中良生▽16区 土屋品子【千葉】2区 小林鷹之▽3区 松野博一▽6区 渡辺博道▽7区 斎藤健▽8区 桜田義孝▽9区 秋本真利▽10区 林幹雄▽11区 森英介▽12区 浜田靖一▽13区 松本尚【東京】1区 山田美樹▽2区 辻清人▽3区 石原宏高▽4区 平将明▽5区 若宮健嗣▽8区 石原伸晃(元)▽10区 鈴木隼人▽11区 下村博文▽13区 土田慎▽16区 大西英男▽17区 平沢勝栄▽19区 松本洋平▽20区 木原誠二▽22区 伊藤達也▽23区 小倉将信▽24区 萩生田光一▽25区 井上信治【神奈川】1区 松本純(元)▽2区 菅義偉▽3区 中西健治▽5区 坂井学▽6区 古川直季▽7区 鈴木馨祐▽10区 田中和徳▽11区 小泉進次郎▽14区 赤間二郎▽15区 河野太郎▽17区 牧島かれん▽20区 甘利明【新潟】3区 斎藤洋明▽5区 高鳥修一【愛知】1区 熊田裕通▽4区 工藤彰三▽5区 神田憲次▽8区 伊藤忠彦▽9区 長坂康正▽10区 江崎鉄磨▽11区 八木哲也▽14区 今枝宗一郎▽15区 根本幸典【岡山】2区 山下貴司▽4区 橋本岳【広島】1区 岸田文雄▽2区 平口洋▽6区 小林史明【愛媛】1区 塩崎彰久▽3区 長谷川淳二
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