/

LGBT「種の保存背く」

自民党の簗和生衆院議員 

自民党の簗和生元国土交通政務官(42)=衆院栃木3区、当選3回=が20日の党会合で、LGBTなど性的少数者を巡り「生物学上、種の保存に背く。生物学の根幹にあらがう」といった趣旨の発言をしたことが分かった。複数の出席者が21日、明らかにした。簗氏は共同通信の取材に「会議は非公開のため、内容や発言について答えるのは差し控える」とのコメントを出した。野党議員は発言を批判し、撤回を要求した。

簗氏の発言は、与野党の実務者協議で合意した性的少数者への理解増進を図る法案を議論する自民党会合で出た。出席者によると、簗氏は「LGBTを差別するつもりはない」とも繰り返した。コメントでも「性的少数者を巡る理解の増進は必要だ」と言及した。

ただ自民党では山谷えり子元拉致問題担当相も19日の別の党会合で、性的少数者を巡り「ばかげたことがいろいろ起きている」と発言した。閣僚経験者は「簗、山谷両氏とも差別意識があると言われても仕方ない。愚かな言動だ」と強調。世耕弘成参院幹事長は記者会見で、簗氏の発言を把握していないとした上で「本人がしっかり趣旨を説明すべきだ」と述べた。

同性愛者と公表している立憲民主党の2議員は発言を問題視。尾辻かな子衆院議員は取材に「どれだけ当事者を傷つけ、人権を無視するのか。撤回を求める」と憤った。石川大我参院議員は「生物は多様な在り方で発展してきた。非常に画一的な見方だ」と語った。

発言への反発が広がれば、法案の今国会成立に影響する可能性がある。自民党では2018年にも杉田水脈衆院議員が性的少数者のカップルに関し「生産性がない」と寄稿し、非難を受けた。

簗氏は12年衆院選で初当選した。初当選同期の現職、元職には不祥事を起こした議員が多く、党内外で「魔の3回生」と指摘される。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン