/

「157日」で途切れる、中国船の尖閣周辺の連続航行

五輪開会に配慮の見方

(更新)

海上保安庁によると、沖縄県・尖閣諸島周辺で続いてきた中国海警局の船の航行が20日は確認されなかった。2012年9月の尖閣国有化以降、最長を更新してきた尖閣周辺の接続水域の連続航行は157日で途切れた。

22年に北京冬季五輪の開催を控える中国が、東京五輪の開会に配慮したとの見方がある。海上保安庁は台風6号の接近に備えた退避ではないかとみている。

尖閣周辺海域では2月13日以降、中国船が入れ替わりながら毎日、接続水域の航行を続けていた。7月19日に4隻の船が接続水域を離れ、20日は入らなかった。

沖縄県尖閣諸島周辺で警備する海上保安庁の巡視船(手前)と中国海警局の船舶=仲間均氏撮影・共同

中国は1970年代から、尖閣諸島を自国の領土だと主張する。日本が2012年に国有化すると、中国船による尖閣への接近が増えた。今年2月に海警局を準軍事組織に位置づける海警法を施行し、活動は一段と活発になった。

周辺の航行にとどまらず、日本の領海への侵入も相次ぐ。1~6月の領海侵入日数は26日と、前年同期の12日を大きく上回った。今月も既に10~12日と14日の計4日侵入している。

なかには機関砲のようなものを搭載した船もある。日本の漁船に接近する事案も増え、海保が安全確保などの対応に迫られている。

海警局の船は20年2~8月にも111日連続で接続水域に入った。この時も台風の接近が影響したとの見立てがあった。9月以降はまた日常的に航行するようになり、昨年は航行日数が通年合計で333日に達した。今年は昨年に並ぶペースで確認されている。

政治・外交 最新情報はこちら

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン