安倍氏国葬、九段坂公園に一般献花台 27日10時~16時
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政府は21日、安倍晋三元首相の国葬にあたって一般の献花台を東京・九段南の九段坂公園に設けると発表した。同公園は国葬の会場となる日本武道館のそばにある。国葬当日の27日の午前10時から午後4時まで受け付ける。
政府が公表した実施要領によると、献花台は2台設置し、1台で同時に10人が献花できる。献花台に置くことができるのは花のみで、花は各自が用意する。
献花者は千鳥ケ淵戦没者墓苑の入り口交差点から千鳥ケ淵の緑道に入り、ボート乗り場の付近で手荷物検査を受けて献花台へ向かう。
当日は九段坂公園と千鳥ケ淵の緑道周辺は献花者以外の立ち入りを制限する。台風や雷雨などの場合は一般献花を中止する。立ち入りを禁止する時間や来場方法など詳細は内閣府のホームページに載せる。
松野博一官房長官は21日の記者会見で、岸田文雄首相が安倍氏の国葬に伴い30人を超す海外要人と会談する見通しだと表明した。国葬には現時点で190以上の海外代表団が参列を予定する。政府は参列者は最大6000人ほどを想定する。