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中国が東シナ海に構造物 岸田首相「一方的開発認めず」

岸田文雄首相は21日、中国が東シナ海の日中中間線の中国側海域で新たな構造物を設置し始めた動きを批判した。「排他的経済水域(EEZ)や大陸棚の境界がいまだ確定していない状況で一方的に開発を進めることは極めて遺憾だ」と述べた。

「認めることができない。外交ルートを通じて強く抗議している」と話した。視察先の京都市内で記者団の質問に答えた。

外務省は20日、中国が同海域で新たな構造物1基の設置を進めていると確認したと発表した。新たなガス田の試掘とみられる。

日中両政府は2008年にガス田の共同開発で合意したが10年に交渉が中断した。首相は21日、記者団に「交渉再開に早期に応じるよう中国側に改めて強く求めた」と説明した。

23日に都内で予定するバイデン米大統領との会談に改めて期待を示した。ウクライナ情勢や安全保障、経済、気候変動、核軍縮などのテーマを挙げ「重要な共通課題について対面で率直に意見交換したい」と強調した。

「日米の首脳間で信頼関係を深めることも大事だ。日米同盟のさらなる強化もしっかり確認したい」と訴えた。自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた取り組みについても「緊密な連携を確認したい」と主張した。

中国による東シナ海での新たな構造物の設置を巡っては、外務省の船越健裕アジア大洋州局長が20日に在日中国大使館の楊宇次席公使に抗議した。「中国側が一方的な開発を進めていることは極めて遺憾だ」と伝え、交渉再開を改めて求めた。

中国は同海域で一方的に開発を続けてきた。外務省によると、同海域の構造物は今回確認したものを含め計17基になる。

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