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1~6月輸出、前年同期比23.2%増 コロナ前水準回復 

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財務省が21日発表した2021年上期(1~6月)の貿易統計速報によると、輸出は前年同期比23.2%増の39兆8572億円だった。新型コロナウイルスの感染が拡大する前の19年上期の水準を上回った。伸び率は11年ぶりの大きさ。経済回復で先行する米国や中国向けが堅調で、特に自動車の輸出が増えた。

輸入は12.2%増の38兆8722億円。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は9849億円の黒字だった。

輸出の増加は5期ぶりで、19年上期を4.2%上回った。米国向けは前年同期比23.9%増の7兆580億円。自動車と自動車部品がいずれも4割程度増えた。中国向けは27.0%増の8兆6044億円で、半導体などの製造装置が7割近く増えて全体をけん引した。アジア全体でも23.4%増の22兆8645億円と堅調だった。

品目別にみると、自動車が32.8%増、自動車部品が38.8%増となった。新型コロナ禍で落ち込んだ自動車輸出が、各国の経済再開とともに急回復している。

輸入額は19年上期と比べると0.7%減少した。原油など資源価格の上昇で金額ベースでは前年同期から2ケタ増となったが、緊急事態宣言を主因とする内需の弱さを反映して輸入数量の回復は5.6%増にとどまった。

6月単月の輸出は前年同月比48.6%増の7兆2207億円だった。季節要因を除いたベースでも前月から2.4%増えており、強い回復が続いている。中国向けは27.7%増の1兆5877億円、米国向けは85.5%増の1兆3441億円だった。

6月の輸入額は32.7%増の6兆8376億円。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は3831億円の黒字だった。

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