山崎統合幕僚長「日米韓で北朝鮮対応」 米司令官と会談
自衛隊制服組トップの山崎幸二統合幕僚長は20日、防衛省で米インド太平洋軍のアキリーノ司令官と会談した。山崎氏は「北朝鮮への対応は日米とともに日米韓3カ国の連携強化をはかっていく」と述べた。

大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの発射を繰り返す北朝鮮への抑止力を高める。アキリーノ氏は「山崎氏の強いリーダーシップのおかげで地域の平和と安定が保たれ、日米同盟がこの地域における礎となっている」と話した。
日米両国は2022年にそれぞれ新たな国家安全保障戦略を策定した。23年1月の外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を踏まえ「同盟の現代化」への方策を話し合った。日米の防衛協力を一層深めると確かめた。
浜田靖一防衛相は近く山崎氏を退任させ、後任の統幕長に吉田圭秀陸上幕僚長を起用する調整に入っている。

金正恩(キム・ジョンウン)総書記のもと、ミサイル発射や核開発などをすすめる北朝鮮。日本・アメリカ・韓国との対立など北朝鮮問題に関する最新のニュースをお届けします。