3回目接種「遅い」73%、内閣支持率は横ばい 共同通信
共同通信社が19、20両日に実施した全国電話世論調査によると、新型コロナウイルスのワクチン3回目接種を巡る政府の取り組みについて「遅いと思う」との回答が73.5%に上った。「順調だと思う」は25.1%。食料品や日用品、光熱費などの値上げが生活に与える影響に関し「非常に」「ある程度」を合わせ打撃との回答が77.0%。「打撃になっていない」は計22.8%だった。

岸田内閣の支持率は56.6%で、1月の前回調査から0.7ポイント増の横ばい。不支持率は2.2ポイント増の27.4%だった。
新型コロナの水際対策を巡り3月から強化措置を緩和することに対し「早過ぎる」との回答は45.7%。「適切だ」34.9%、「遅すぎる」16.3%となった。17道府県についてまん延防止等重点措置の期限を3月6日まで延長した政府決定は「適切だった」53.7%。「一部は緊急事態宣言にするべきだった」30.2%、「延長せず、解除するべきだった」13.6%となった。
政府が検討している「敵基地攻撃能力」の保有について賛成は49.1%、反対は45.1%で賛否が二分した。〔共同〕