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首相「中国の活動拡大に懸念」 自衛隊機標的の見方

(更新)

岸田文雄首相は20日の日本経済新聞のインタビューで「中国が透明性を欠いた形で軍事力を強化している。軍事活動の急速な拡大に強い懸念を持っている」と述べた。中国が新疆ウイグル自治区に自衛隊の早期警戒管制機(AWACS)と同型状の構造物を置いているとの日本経済新聞の調査に言及した。

首相は日本経済新聞が報じた衛星写真の状況を把握しているかを問われ「コメントすると日本の情報収集能力に関わるので控えなければいけない」と説明した。「重大な関心をもって関連動向を注視したい」と強調した。

衛星写真の報道に関し、閣僚からも反応が相次いだ。

岸信夫防衛相は20日の記者会見で「中国の軍事動向は国防政策や軍事力に関する透明性の不足とあいまって地域と国際社会の安全保障上の強い懸念だ」と話した。

「中国は透明性を欠いたままで継続的に高い水準で国防費を増加させ、核やミサイル戦力を含め軍事力の質・量を広範かつ急速に強化している」とも語った。海空域での軍事活動を急速に活発化させていると断じた。

林芳正外相は台湾有事で日本に攻撃の懸念があるかとの質問に「台湾海峡の平和と安定は国際社会の安定にとっても重要だ」との認識を示した。「いかなる事態にも対応できるよう体制整備を含めて万全を期すのは当然だ」と言明した。

松野博一官房長官は「中国軍の動向は重大な関心を持って情報収集、分析に努めていく」と発言した。

立憲民主党の泉健太代表は「日本などのものを模して訓練している情報は見聞きしたことがある。その一環だと推察する」と指摘した。国民民主党の玉木雄一郎代表は日本経済新聞の取材に「台湾統一へ着々と準備を進めていると考えた方がいい」と答えた。

日本経済新聞が複数の専門家と衛星写真を解析して確認した。写真にはAWACSの特徴である円盤状レーダーを備えた飛行機形の物体が映っていた。

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