米のUFO公聴会、官房長官「関心を持って注視」

松野博一官房長官は19日の記者会見で、米議会が未確認飛行物体(UFO)についての公聴会を開いたことを受けて「日本も関心を持って注視していく」と話した。
米議会下院が17日に開いた公聴会で、米政府高官はUFOの映像を公開しデータ収集に注力していく考えを強調した。
日本では2020年、当時の河野太郎防衛相が防衛などに影響する認識不能の物体を確認した際、報告を求めるように指示した。松野氏は「指示の発出以降、公表すべき特異な事案はないと報告を受けている」と語った。「現時点では専門組織の設立は考えていない」とも明らかにした。