雇用保険とは 失業前の賃金、一定の割合で給付 - 日本経済新聞
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雇用保険とは 失業前の賃金、一定の割合で給付

きょうのことば

雇用保険 政府が運営する公的保険制度で、労働者の生活や雇用を安定、向上させるための給付を手掛ける。労働者を雇うほぼ全ての事業所が適用対象となる。大きく3つに分類され、その一つが失業等給付だ。失業して新しい仕事を探す人に失業前の賃金の一定割合を加入期間や年齢に応じて払う仕組みが代表例だ。

育児休業を取得した加入者に支払われる育児休業給付も雇用保険制度の一つとして提供している。育休を始めて180日間は休業前の給与月額の67%分、それ以降は子どもが1歳になるまで50%分を支給する。育休を取得する人の増加に伴って給付額は急増しており、2021年度は約6400億円に達した。10年前の2倍以上になる。

ほかに雇用安定事業と能力開発事業を担う「雇用保険二事業」があり、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて支給額が急増した雇用調整助成金はこれに含まれる。従業員のスキルアップを支援する企業などへの助成も担う。二事業は労働者の保険料負担はなく、企業負担のみで構成される。

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