平時から有事、指揮移行のあり方検討を 高橋防衛研室長
安保3文書 識者の提言
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日米両国間には外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)で承認する防衛協力の指針(ガイドライン)がある。作戦局面での日米の役割分担を決めるためで、シビリアンコントロール(文民統制)のもとで制服組が作戦計画をつくる。
いまは一刻も早く台湾有事を見据えた防衛力強化と作戦計画の策定を進め、訓練や演習で実効性を向上させるべきだ。ガイドラインを見直す優先順位は必ずしも高くない。
改定作業に入れば終わるまでは新し...