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安倍晋三元首相主宰の保守議連「創生日本」が再始動

「ポスト岸田」が足場にらむ

(更新)

安倍晋三元首相が会長を務めた自民党の議員連盟「創生日本」が21日、国会内で勉強会を開いた。議連は「休眠」状態だった。当面は会長を置かずに活動を再開すると決めた。

米国の保守系シンクタンク、ハドソン研究所の所長を務めたケネス・ワインスタイン氏が安倍外交の成果について講演した。ワインスタイン氏は安倍氏の提唱した「自由で開かれたインド太平洋」を評価したという。

議連には安倍氏に近かった党幹部ら100人超が所属する。勉強会には萩生田光一政調会長や世耕弘成参院幹事長も参加した。同日は安倍氏の誕生日で、会の冒頭に出席者が黙とうした。

木原稔事務局長は会合後、記者団に10月以降も月1回ペースで外交や安全保障、経済政策について安倍氏の理念を学び直すと説明した。

議連は安倍氏の盟友だった中川昭一元財務相らが2007年に立ち上げた。自民党が野党時代、安倍氏が会長に就き10年に現在の名称に改称した。議連のネットワークは12年の総裁選で当初劣勢とされていた安倍氏が総裁に返り咲く推進力となった。

自民党内に安倍氏が推進してきた防衛力の強化や積極的な財政出動などの政策の停滞を危惧する声がある。中曽根弘文会長代行は会合で「安倍氏の遺志を引き継ぎ、国家の重要課題に取り組む」とあいさつした。

衛藤晟一幹事長は議連の発足を「いざとなったときに動く行動集団としての位置づけでスタートした」と振り返る。

役員には高市早苗経済安全保障相や加藤勝信厚生労働相も名を連ねる。「ポスト岸田」を目指す高市氏らにとっても議連は保守色の強い勢力の結集としての足がかりになる可能性もある。

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