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原発処理水の安全性検証 IAEA、放出前に最終報告書

東京電力福島第1原子力発電所の処理水の安全性検証のために14日に来日した国際原子力機関(IAEA)のエブラール事務次長は18日、記者会見を開き「今後も客観的で科学的な検証を続ける」と述べた。東電が2023年春ごろをめざす海洋放出を前に、最終報告書を公表する予定という。

処理水に特化した安全性検証は今回が初めて。IAEA関係者のほか、中国や韓国といった海洋放出に反発する国の専門家も参加した。調査団は15日に福島第1原発を訪れ、処理水の採取に立ち会った。今後、含まれる放射性物質の量をIAEAが独立して分析する。東京での会議では、工事計画や東電が実施した海洋放出後の環境影響評価の内容を検証した。

今回の検証を踏まえて2カ月後に報告書の第1弾を公表する。22年3月には原子力規制庁の規制体制を検証し、別途、報告書をまとめる予定という。

経済産業省はIAEAによる科学的な検証結果をもとに、国内外に安全性を訴える。海洋放出に反発する中国などに対して理解を求める。10以上の国・地域が続ける日本産食品の輸入規制の撤廃にもつなげたい考えだ。

東電は海洋放出に必要なタンクやポンプ、配管といった設備の工事計画について、原子力規制委員会の審査を受けている。規制委が計画を認可した上で地元関係者らの理解が得られれば、6月からの着工をめざす。

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