連合会長「消費減税すべきとの考え方ない」

連合の神津里季生(りきお)会長は17日の記者会見で「連合として具体的に消費減税すべきとの考え方はない」と話した。立憲民主党の枝野幸男代表が時限的な消費税の5%への減税を目指すとの考えを表明していた。
連合は立民の有力な支持団体だ。神津氏は連合の政策と枝野氏の方針に「率直に違いがあることは事実」と述べた。
連合は消費税を巡る低所得層への対策として、負担分を払い戻す「給付付き税額控除」を提唱する。神津氏は家計支援に関して「(立民と)大きい考え方は一致している」との認識を示した。