政府、23年のSDGsアクションプラン策定 推進本部会合

政府は17日、首相官邸で持続可能な開発目標(SDGs)推進本部の会合を開いた。達成へ具体的な施策を示す「SDGsアクションプラン2023」を決定した。本部長の岸田文雄首相は「誰ひとり取り残さない社会の実現のため、多様性に富んだ包摂的な社会を実現する」と述べた。
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の頭文字から取った略語で、国際社会が協働して地球規模で取り組むべき目標をまとめたもの。
「ジェンダー平等を実現しよう」や「海の豊かさを守ろう」のように社会、環境などの分野における17の目標を設定している。
アクションプランには首相が掲げる「新しい資本主義」のもと、民間の力を活用した社会課題の解決を図ると明記した。そのほか男女間賃金格差の是正、女性デジタル人材の育成などを盛り込んだ。