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れいわ新選組、議員任期ローテ制 水道橋博士氏辞職で

れいわ新選組の山本太郎代表は16日の記者会見で、体調不良により参院議員を辞職した水道橋博士氏の残り任期に関し、昨年の参院選比例代表で落選した5人に交代で担わせる方針を示した。

1年程度で辞職と繰り上げ当選を繰り返させる構想で「ローテーション制度を導入する。任期を有効活用する」と説明した。

山本氏によると大島九州男氏が最初に繰り上げ当選する見通しだ。その後は得票数の多かった順に長谷川羽衣子、辻恵、蓮池透、依田花蓮の各氏が交代で務めるという。

立憲民主党の安住淳国会対策委員長は記者団に「今まで経験がなく、違和感がある。国民に支持されるかどうかは分からない」と語った。共産党の小池晃書記局長は記者会見で「いかがかと思うが、比例代表については党で運営し、判断する面もある」と述べた。

法政大大学院の白鳥浩教授(現代政治分析)は取材に「参院比例代表では非拘束名簿式を採用しており、政党名でなく個人名で投票する有権者もいる」と指摘した。れいわの構想に関し「政党の論理による手法で民意がないがしろになる。不適切だ」と話した。

〔共同〕

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