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菅首相「民主主義信じリーダーシップ発揮」 米で講演

菅首相は3月、オンラインで開催した日米豪印の首脳協議に参加した(首相官邸)

【ワシントン=重田俊介】訪米中の菅義偉首相は16日午後(日本時間17日朝)、米戦略国際問題研究所(CSIS)で講演した。「民主主義の強靱(きょうじん)さを信じる日本が力強いリーダーシップを発揮する」と訴えた。

ミャンマーや新疆ウイグル自治区、香港をあげて人権問題に言及した。「日本はしっかりと声を上げつつ、国際社会と連携して具体的な行動を求める」と言明した。

新型コロナウイルスを巡り「民主主義よりも権威主義の方がうまく対処できると考える傾向がみられる」と指摘した。「民主的な社会こそが国民一人ひとりに幸福と豊かさをもたらし、強靱な社会を作る基礎になる」と強調した。

首相は日本の外交戦略として「多国間主義アプローチ」を重視していると説明した。「力ではなく、法の支配に基づく自由で開かれた秩序こそが地域や世界に平和と繁栄をもたらす」と語った。

日本の考え方は「国際社会において幅広い支持」を得ていると説いた。支持する国々として米国、オーストラリア、インド、東南アジア諸国連合(ASEAN)、欧州を列挙した。

日本が掲げる「自由で開かれたインド太平洋」構想の具体策にも触れた。「海洋安全保障に関する法執行能力の構築支援や、港湾や電力網などの質の高いインフラ支援」に取り組むと主張した。

対中政策は「日米でしっかりと議論していくことが重要」と呼びかけた。「中国が引き起こす様々な懸案は日本として主張すべき点はしっかり主張し、具体的な行動を強く求める」との方針を示した。

北朝鮮にも言及した。「日米、日米韓の3カ国で緊密に連携し関連する国連安全保障理事会決議の完全な履行を進め、非核化を目指す」と述べた。

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