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河野デジタル相「手書き不要」窓口視察 全国展開狙う

河野太郎デジタル相は16日、埼玉県の深谷市役所を訪れ、住民が申請書を手書きせずに行政手続きを済ませることができる窓口を視察した。住民の身分証の記載事項をシステムが自動入力するため時間や手間を減らせる。デジタル庁は同様の仕組みを全国展開するため、今夏から地方自治体にソフトウエアの提供を始める。

河野氏は視察後、記者団に「(短期間で開発や検証を繰り返す)アジャイル方式でまず入れられるものをどんどん取り入れてもらえるようにしたい」と語った。

深谷市は2020年7月に手書き不要の窓口を始めた。職員が追加で必要な情報を聞き取りながら書類を完成させる。住民は内容を確認した後で署名だけすれば手続きが終わる。

基幹システムへのデータ移行も自動化したため、戸籍や税の証明書の発行にかかる時間は平均で20分から11分に短縮した。引っ越しの際に必要な住民異動の手続きは20分と、導入前から25分短くなった。

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