首相、宏池会パーティーに出席 参院選の勝利訴え
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自民党岸田派(宏池会)は18日夜、都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。同派の会長を務める岸田文雄首相は「大きな歴史の転換点にある今、総裁派閥の責任を感じつつ、立ち向かっていかねばならない」と強調した。
参院選に関して「新しい時代を切り開くには政治の安定、力が強みになる。なんとしても勝たなければならない」と呼びかけた。「宏池会は保守本流といわれながら苦難の歴史を歩んできた。30年ぶりに総裁派閥として今日を迎えることができた」と振り返った。
パーティーには2800人ほどが訪れた。麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長、公明党の山口那津男代表らが出席した。
宏池会は池田勇人元首相が1957年に立ち上げた。自民党の派閥で最も古い。所属議員は45人で党内第4派閥。岸田政権発足後、入会が相次いでいる。