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貿易赤字4カ月連続、11月9547億円 輸入額が過去最高

(更新)

財務省が16日発表した11月の貿易統計速報によると、輸出額は前年同月比20.5%増の7兆3670億円だった。鉄鋼や半導体関連の伸びが目立ち、自動車は4.1%増えた。原油高の影響で輸入額は43.8%増の8兆3218億円と過去最高だった。輸出から輸入を差し引いた貿易収支は9547億円の赤字だった。赤字は4カ月連続となる。

輸出を地域別にみると中国向けが1兆5771億円で16%増えた。半導体などの製造装置が5割強増えた。アジア向けは4兆2975億円と24.7%の増加だった。

米国向けの輸出は1兆2991億円で10%増だった。建設用・鉱山用機械や半導体などの製造装置が伸びた。欧州連合(EU)向けは16.4%増だった。

自動車の輸出が増加に転じるのは3カ月ぶり。自動車各社は東南アジアでの新型コロナウイルスの再拡大の影響で減産を余儀なくされている。EUやアジア向けが増えて全体で4.1%伸びたが、米国、中国向けとも1割程度減るなど地域別では差が出た。

輸入が4割強増えたのは原油高の影響が大きい。輸入額はこれまで最高だった14年1月の8兆470億円を上回り、過去最高の水準となった。

原油の輸入額は7205億円と2倍以上になった。増加は8カ月連続だ。数量ベースでは8.6%の増加だった。石油製品や液化天然ガス、石炭などもそれぞれ2倍超だった。エネルギー関連が輸入額全体を押し上げる構図が続いている。

鉄鋼、半導体などの電子部品の増加も目立った。こうした影響で貿易赤字は20年4月以来の水準だった。

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