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原発60年超運転浮上 建て替え見送り延命頼み

関西電力の美浜原子力発電所3号機(福井県美浜町)

政府内で原子力発電所の運転期間の延長論が浮上していることが15日わかった。現在は運転開始から原則40年、最長60年となっている。原子力規制委員会の審査で止まっている期間を除いた「実働ベース」でみる案や、運転期間の上限を撤廃する案などがある。実現すれば事実上60年を超えて運転することになる。建て替えや新設を見送り、古い設備の延命頼みが強まる。

6月に関西電力の美浜原発3号機(福井県美浜町)が運転開始から40年を超える原発として初めて再稼働した。同原発をはじめ2030年代に法律上の上限の60年に達する設備が出てくることから長期運転のあり方は焦点だった。21日にも原案を示す次期エネルギー基本計画に、原発の長期運転をめぐる課題について検討することを記す見通しだ。

40年ルールは東京電力福島第1原発事故後の原子炉等規制法改正で導入された。1回だけ最長20年延ばせる。上限を撤廃したり複数回の延長を可能にしたりするには法改正が必要だ。自民党や経済界が求める停止期間を除く場合は法改正は不要とみられる。

40年超の運転すら安全面を不安視する声が多い。さらなる延長を認める場合は安全対策の追加など規制強化との組み合わせを想定する。

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