/

働く高齢者4人に1人 65歳以上の人口、最多の3640万人

総務省は20日の敬老の日にあわせ、65歳以上の高齢者に関する統計を公表した。15日時点の人口推計によると65歳以上の高齢者人口は2020年より22万人増えて3640万人だった。総人口に占める割合は0.3ポイント伸び29.1%と過去最高を更新した。就業率は20年で25.1%と9年連続の上昇となった。

「団塊の世代」と呼ばれる1947~49年生まれを含む70歳以上の人口は61万人増え、2852万人となった。後期高齢者医療制度の対象となる75歳以上は1880万人に上った。高齢化にともない社会保障制度の見直しも議論は避けられない。

総務省によると、高齢者の総人口に占める割合は世界201の国・地域のなかで最も高い。2位のイタリアを6ポイント近く上回る。国立社会保障・人口問題研究所の推計では今後も上昇を続け、2040年には35.3%まで上がる見込みだ。

働く高齢者は数も割合も増えている。65歳以上の就業者数は906万人と17年連続で伸びた。15歳以上の就業者数に占める65歳以上の割合は13.6%と過去最高を記録した。

20年の高齢者の就業率は25.1%で男性が34.2%、女性が18%だった。他の主要国は米国が18%、カナダ12.8%、英国10.5%、ドイツ7.4%、イタリア5%、フランス3.3%と日本より低い。韓国は34.1%と高かった。

日本で就業している高齢者の半数は企業が雇用している。そのうち8割近くはパートやアルバイトなどの非正規雇用だった。非正規は10年前に比べて227万人増え、割合は7.6ポイント上がった。

業種別に高齢の就業者数を見ると、卸売業・小売業が最多の128万人。農業や林業が106万人、サービス業104万人、製造業が92万人と続いた。

各産業の就業者に占める高齢者の割合を見ると農業・林業が53%と最も高い。不動産・物品賃貸業が26.4%で続いた。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連キーワード

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン