1月後半の消費、コロナ前比7.8%増 伸び幅は縮小
ナウキャスト(東京・千代田)とJCBは15日、クレジットカード決済額に基づく1月後半の消費データを発表した。新型コロナウイルス流行前の2016〜18年の同期平均に比べて7.8%増えた。1月前半から伸び幅は縮んだ。
サービスの消費はコロナ前比で2.8%増えた。1月前半(6.1%)と比べると伸び悩んだ。居酒屋や焼き肉、旅行でコロナ前を下回る。
モノの消費は13.6%増と、1月前半(14.6%)から伸び幅が縮んだ。コンビニエンスストアや酒屋の伸びが小さくなった。スーパーやディスカウントショップは回復した。消費者の節約志向の強まりを映し出している可能性がある。