自民・萩生田政調会長、安倍派の体制「慌てる必要ない」

自民党の萩生田光一政調会長は14日、自身が所属する安倍派(清和政策研究会)の体制について言及した。「色々な意見があるから慌てて体制を固める必要はない」と述べた。愛知県碧南市で記者団に語った。
安倍派は党内最大派閥で安倍晋三元首相の死去後、会長不在が続く。塩谷立、下村博文両会長代理、高木毅事務総長、参院安倍派会長の世耕弘成参院幹事長らが集団で運営してきた。萩生田氏も安倍派の幹部を務める。
同派は13日の会合で当面、現状を維持すると決めた。塩谷氏の会長昇格案や代表世話人制などが検討されたものの意見がまとまらなかった。萩生田氏は「大事なことはみんなでしっかり努力し協力していくことだ」と指摘した。