党員票、決選投票は1回目の1/5に 自民党総裁選
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自民党総裁選(17日告示―29日投開票)は3年ぶりに党員・党友が参加する選挙だ。「世論を反映しやすい党員票が大事だ」といわれるものの、実はその重みは2段階で変わる。最初の投票は50%の割合があるが、決選投票になれば1割程度に落ちる。1回目の5分の1だ。立候補者は2段階で戦略を組み立てなければならない。
総裁選は自民党に所属する国会議員383票と、党員・党友票383票の合計766票で競う見通しだ。...

菅義偉首相の後継を決める自民党総裁選には河野太郎、岸田文雄、高市早苗、野田聖子の4氏が立候補。9月29日に投開票され、岸田氏と河野氏の決選投票の結果、岸田氏が新総裁に決まりました。岸田氏は10月4日召集の臨時国会での首相指名選挙を経て第100代首相に就任しました。