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IAEA調査、18日に報告書 福島原発処理水の安全性検証

国際原子力機関(IAEA)の調査団は14日、東京電力福島第1原子力発電所の敷地内にたまる処理水の安全性検証を始めた。東電や経済産業省などと意見交換するほか、15日に福島第1原発を訪れて現地を視察する。検証は18日までの日程で、最終日に報告書の概要を経産省に提出する。

海に放出する前の処理水の状態や放出方法が安全かどうかを確認する。14日午前の会合で経産省の湯本啓市審議官は「IAEAの専門家の評価は処理水放出の理解醸成に重要だ。厳正で透明性ある評価をお願いしたい」と要請した。IAEAのカルーソ調整官は「計画やデータがIAEAの国際的な安全基準書を満たすかどうかをみていく」と述べた。

IAEAの専門家は処理水に残る放射性物質の濃度を測定する手順のほか、海水で薄めて放出した後の環境への影響の予測結果、監視方法などについて評価する。放出中や放出後も検証を続ける。放出に反発する中国のほか、フランス、米国、ロシアなど7カ国の科学者が参加する。

政府は2021年4月に処理水を海洋放出する方針を決めた。東電は原発の沖合1キロメートルほどの海底から放出する計画だ。今も10以上の国・地域が福島県産の海産物などの輸入規制を続けている。同省はIAEAによる安全確認を得て風評被害の抑制につなげる考えだ。

IAEAの専門家は21年12月をめどに来日する予定だった。変異した新型コロナウイルス「オミクロン型」の影響で延期していた。

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