首相 電力供給の重点項目「脱炭素、安定、低価格」
岸田文雄首相は13日の日本テレビ番組で、足元のエネルギー価格の高騰を受けた電力供給の重点項目を挙げた。「脱炭素と安定供給と低価格の3つをしっかりと考えていかなければいけない」と語った。脱炭素に比重を置く方針が変わったことを示した。
首相は「エネルギーの逼迫の原因はロシアのウクライナ侵略だ」と強調した。ウクライナ危機の前の状況について「圧倒的に脱炭素という観点からエネルギーを考えてきた。これが世界の風潮だった」と指摘した。
「再生可能エネルギーや原子力などでエネルギー源の多様化をはからないとクリアできない」と述べた。
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