もうひとつの1票の格差 比例代表が生む「ゆがみ」
風見鶏
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衆院選の小選挙区の区割り見直し作業が年明けから本格的に始まる。当選者1人の小選挙区単位で人口の違いによる「1票の格差」が最大2倍以内に収まるよう調整する。
2020年の国勢調査で東京22区と鳥取2区の1票の格差は2.096倍。選出議員は地域の民意を国政に届ける代表でもある。人口差が広がれば声の届きやすさの差も大きくなってしまう。
そこでふと思う。各地域がなるべく平等に代表を出すには区割りだけを見...
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